等身大の私で & バルセロナ旅行2
2006年 10月 17日
昨日、オークションの現実を見た。
ここ何日間か夢を見ていた。 あのかわいい帯も安いし、買いたい買いたい♪
そして初オークションに胸を躍らせていた、いや、今月はBCNで弾けたのだからも
う抑えた方がいいって、、、、と思いつつ。
最終日の午後、価格は4000円から5000円に。 これが少し上がって「それ+
振り込み手数料+送料」を足すと雲行きが怪しくなる。
ここは行方を見守りましょう、、、と夜再度見てみると、、、、
いきなり、いきなり、何を間違ったか4万円の文字が。。。
目を疑う、履歴を見ると激しいデッドヒートがこの何時間に繰り広げられて、この金
額に達していたようだ。 最終は4万と弱。
確かに珍しい花の刺繍、中古ながらキレイな状態。 でもでも、この値段って。
そしてふと現実に戻る。
素材や手が込んでいれば高いのは当たり前の世界。
でも私がもっと現実的に考えていた「普段着の着物の世界」とは少し違う。
その現実的ではない世界に今まで足は遠のき、それならば一生遠い世界でも良い
かと思っていたときに「等身大の着物の世界」が偶然身近にあった。
そこから「和」の世界の入り口に私は舞い込んだ。
だから今は等身大でいたい、それが原点。 高くてステキな着物もいつか着たい。
でもそれはつま先だって無理して高いものを購入し、もったいないから着れないでは
なくて、いつかもっと和の世界を自分のものに、つまり等身大の私として着こなせて
からの”お楽しみ”でもいいと。
ので、あの「魔のオークション」の世界は自分のいる世界ではないのだな、と現実的
に思ったのでした。
******
等身大と言えば、私の旅行(滞在)も随分チープで等身大だ。
歩いて歩いて、大学のトイレに入り靴下売りのおっさんにナンパされ、市場の裏の
『青空市場』の方でお買い物。
そして久しぶりの友達に会って、抱きついて、キスの挨拶。
最終日の金曜・夜9時、Edgardと大学前の広場で待ち合わせる。
きょろきょろしてるとあきらかにEdgardが顔を隠して近づいてくる。
「hei mi ninya ! como estas ??」 変わらない、変わるはずがない笑顔。
一週間前に引越したばかりというアパートに案内してもらうとそこには小さい細い、
そして目の大きな女の子Natariaが料理をしながら迎えてくれた。
部屋を紹介してもらう、二人で暮らしているそのアパートは彼女の描いた猫の絵が
飾ってありとても良い雰囲気だった。
彼女もイラストレーター、Edgardもデザイナー、マルクもイラストレーター、日本の
友達の状況がこちらでも確立してきたような気がする。。。。
用意してくれた夕食。 サラダ・スパゲッティ・ピザ
Edgardに「Natariaは料理が上手で良かったね、あなたは料理が下手だから心配
していたんだ」というと苦笑。 自分だっていつもJuleとマリーばっかり食べてたくせ
にと言い返される。
仕事が早く終わったマルクを無理矢理呼んで4人で話す。
スペイン語が早まってくる。 Natariaはとても良く気のつくステキな子だ。
数少ないスペイン人の女の子の友達が出来、温かい気持ちになる。
「日本人は紙で出来た家に住んでるの?」ドラえもんで見たのだという。
「ちょっと前に実家の近くのヌーディストビーチに二人で行ってきたのよ」
「シャワーの中では会話は英語になるの」・・・・
なかなか刺激的な会話が弾む♪
猫はEdgardがアレルギーなので飼えないそう。
二人は「いつでもバルセロナで待ってるからね」と私とマルクを見送ってくれた。
その日は満月。
前日デモ行進でペンキの投げつけられたMACBAの美術館の前を通る。
相変わらずスケターやサッカーなどで夜遅くまで人が集まっている。
携帯のメールにJ氏から「明日は車で空港に連れてってあげるよ」のメッセージ。
ああ、最後の夜なのに。。。 じーーんとさせるなよお。
そして満月の夜とバルセロナ旅行・最後の夜は過ぎていったのでした。
ここ何日間か夢を見ていた。 あのかわいい帯も安いし、買いたい買いたい♪
そして初オークションに胸を躍らせていた、いや、今月はBCNで弾けたのだからも
う抑えた方がいいって、、、、と思いつつ。
最終日の午後、価格は4000円から5000円に。 これが少し上がって「それ+
振り込み手数料+送料」を足すと雲行きが怪しくなる。
ここは行方を見守りましょう、、、と夜再度見てみると、、、、
いきなり、いきなり、何を間違ったか4万円の文字が。。。
目を疑う、履歴を見ると激しいデッドヒートがこの何時間に繰り広げられて、この金
額に達していたようだ。 最終は4万と弱。
確かに珍しい花の刺繍、中古ながらキレイな状態。 でもでも、この値段って。
そしてふと現実に戻る。
素材や手が込んでいれば高いのは当たり前の世界。
でも私がもっと現実的に考えていた「普段着の着物の世界」とは少し違う。
その現実的ではない世界に今まで足は遠のき、それならば一生遠い世界でも良い
かと思っていたときに「等身大の着物の世界」が偶然身近にあった。
そこから「和」の世界の入り口に私は舞い込んだ。
だから今は等身大でいたい、それが原点。 高くてステキな着物もいつか着たい。
でもそれはつま先だって無理して高いものを購入し、もったいないから着れないでは
なくて、いつかもっと和の世界を自分のものに、つまり等身大の私として着こなせて
からの”お楽しみ”でもいいと。
ので、あの「魔のオークション」の世界は自分のいる世界ではないのだな、と現実的
に思ったのでした。
******
等身大と言えば、私の旅行(滞在)も随分チープで等身大だ。
歩いて歩いて、大学のトイレに入り靴下売りのおっさんにナンパされ、市場の裏の
『青空市場』の方でお買い物。
そして久しぶりの友達に会って、抱きついて、キスの挨拶。
最終日の金曜・夜9時、Edgardと大学前の広場で待ち合わせる。
きょろきょろしてるとあきらかにEdgardが顔を隠して近づいてくる。
「hei mi ninya ! como estas ??」 変わらない、変わるはずがない笑顔。
一週間前に引越したばかりというアパートに案内してもらうとそこには小さい細い、
そして目の大きな女の子Natariaが料理をしながら迎えてくれた。
部屋を紹介してもらう、二人で暮らしているそのアパートは彼女の描いた猫の絵が
飾ってありとても良い雰囲気だった。
彼女もイラストレーター、Edgardもデザイナー、マルクもイラストレーター、日本の
友達の状況がこちらでも確立してきたような気がする。。。。
用意してくれた夕食。 サラダ・スパゲッティ・ピザ
Edgardに「Natariaは料理が上手で良かったね、あなたは料理が下手だから心配
していたんだ」というと苦笑。 自分だっていつもJuleとマリーばっかり食べてたくせ
にと言い返される。
仕事が早く終わったマルクを無理矢理呼んで4人で話す。
スペイン語が早まってくる。 Natariaはとても良く気のつくステキな子だ。
数少ないスペイン人の女の子の友達が出来、温かい気持ちになる。
「日本人は紙で出来た家に住んでるの?」ドラえもんで見たのだという。
「ちょっと前に実家の近くのヌーディストビーチに二人で行ってきたのよ」
「シャワーの中では会話は英語になるの」・・・・
なかなか刺激的な会話が弾む♪
猫はEdgardがアレルギーなので飼えないそう。
二人は「いつでもバルセロナで待ってるからね」と私とマルクを見送ってくれた。
その日は満月。
前日デモ行進でペンキの投げつけられたMACBAの美術館の前を通る。
相変わらずスケターやサッカーなどで夜遅くまで人が集まっている。
携帯のメールにJ氏から「明日は車で空港に連れてってあげるよ」のメッセージ。
ああ、最後の夜なのに。。。 じーーんとさせるなよお。
そして満月の夜とバルセロナ旅行・最後の夜は過ぎていったのでした。
by shirasu-siesta | 2006-10-17 22:14 | VIVA☆東京生活