今日は寒かった、そしてアンドラも寒かった(想い出日記)
2006年 11月 26日
家に帰ると母がニヤニヤ顔で言った、「買っちゃった!」
買ったのは岩合光昭さんの『猫カレンダー』、開くとA3大の大きさになる。
岩合さんの猫達は半野生の野良で、彼らを撮る為に日本中・世界中を飛び回り、時
には道路にはいつくばって何時間も岩のようになってカメラを向けて、猫の気の緩ん
だ一瞬を写真にする。 だから彼らの表情は自然で、ブサイクで、愛らしい。
母は「猫の日があるなんて知らなかった」とうれしそうにずっとカレンダーを眺めてい
る、買って良かったねぇ。。
最近肌荒れがずっと続いている。
バルセロナから荒れていたので、水のせい、気候・習慣・はたまた寝不足のせいと、
思い当たるふしがありすぎて原因を特定できなかった。
皮膚科に行って薬をつけると翌日はツルリンとなるけど、又悪くなり、そして繰り返し。
そしておととい、突然気づいた。
もしや、化粧水のせいか?? 考えてみると今使ってる通販のホワイトニングの化粧
水のアルコールの匂いがいつも気になっていた。こころなしか顔につけるとヒリヒリし
ていたし、よく見たらつけたあとに皮膚が赤くなっている、、、ひえーーー
ということで急遽新しい化粧水を購入・・・とほほ
もう何年も前から考えていたことは、日本でしか出来ないことは出来るだけしない
ようにするという事。 つまり・・・
高い化粧品・しかも国産はスペインで求められないから、無香料・無着色で自然のも
のでも耐えうる肌や髪・身体をつくる。(その割りに失敗してるけど)
髪の毛もいつの間にか染めなくなった、だって向こうで染めたり切ったりするのが怖
いから。。 そうやっていくとドンドン生活がスペイン仕様になっていくから怖い。
靴もヒールがありすぎるのは向こうでは履かないから買わない→服がどんどんカジ
ュアル化、カバンも手提げは買わない、ブランドも必要なし。
デジカメもミニなら折りたたみ傘も激ミニ、マルクは日本人はみんな超ミニの物しか
持たない人種なんだと信じ込んでる、はははー。
そうこうして今の私が出来上がってしまった、でも日本にいるとそのギャップに多少
ひるむこともある。 すりこみって言うのだろうか?
「あ、あの人の服装カワイイ」、なんて思って同じような服を見に行くとなんのことはな
く今年の流行で、たくさんの女の子が同じ格好をしていることに気づく。
ま、バルセロナでもそんな現象はあるけれど、それでもそのアイテムを使って自分な
りの着こなしをするから、そんなに同じようにはならない。
髪型も化粧法も服装も似たようなものを選ぶ安心感って、日本人独特なのだろうか。
だから、雑誌やTVの情報を見てあれがいいとか、これがいいのかって。
世間一般で良いと言われてるものが一番良いという情報。
それもいいのかもしれない、でも私は自分で見て知って感じたものを信じなければな
らない。そうしないと、日本よりも情報の持てないバルセロナで自分を見失ってしまう
だろうから。
まわりくどくなったけど、結局友達オススメのヘチマコロンを買った。
化粧水は質も大事だけど量も大事。 早く顔を洗ってバシャバシャとつけたい。
去年の今頃、友達と一緒にスペインとフランスの真ん中にある小さな国【アンドラ公
国】に旅行をした。公用語はカタラン語とフランス語、そしてもちろんスペイン語も通用
する。 アンドラは買い物天国と一昔前までは言われていた。
要するに税金がかからずとにかく物が安いということで、車で出かけトランク一杯に買
い物するのだという。その小さな国を目指し、友達とバスに乗り込んだ。
とにかく寒いだろうからと着込んで、EUの子達の「パスポートなんていらない」という
忠告を無視してパスポートを抱えて、グニグニ曲がる山道にノックダウンしながら着い
たアンドラは予想を超えて寒かった、そして小さかった。
安いお宿をインフォメーションでもらった紙で調べて歩くこと数分、どうやらこの季節は
そんなに観光客がいないようだった。
中心地を上下に歩いて半日で終わり、川も上下に沿って流れいかにも寒ざむしい。
さてどうしようがみんなの本音。
そしてこの買い物天国は偽りの天国だと悟る、いまや物価は上がり物によってはバル
セロナの方がはるかに安い。レストランだって観光客用だから安くない。
そして今にも雪がふりそうなくらい寒い・寒い。。。
ある靴屋で友達が靴を物色中に店員さんと話す。
日本から来たと答えると「日本にはまだ侍がいるの?」との質問。 うーーーん・・
もういないと答えると、彼は「今、僕のことを頭が悪いと思ったでしょう?」と少し笑った。
私、そんな顔をしたのだろうか。
とにかくアンドラは寒かった、今はウィンタースポーツをしに観光客が集まる国なのらし
い。元同居人のニョンヒも彼氏とその家族と毎年年越しスキーをアンドラで楽しんでい
ると聞いている。
計四枚しか写真を撮っていなかった、しかし旅は意外な事実を知る序章でもあった。
人生、いろいろってやつらしいが、他人の人生もいろいろかと知った一日。
買ったのは岩合光昭さんの『猫カレンダー』、開くとA3大の大きさになる。
岩合さんの猫達は半野生の野良で、彼らを撮る為に日本中・世界中を飛び回り、時
には道路にはいつくばって何時間も岩のようになってカメラを向けて、猫の気の緩ん
だ一瞬を写真にする。 だから彼らの表情は自然で、ブサイクで、愛らしい。
母は「猫の日があるなんて知らなかった」とうれしそうにずっとカレンダーを眺めてい
る、買って良かったねぇ。。
最近肌荒れがずっと続いている。
バルセロナから荒れていたので、水のせい、気候・習慣・はたまた寝不足のせいと、
思い当たるふしがありすぎて原因を特定できなかった。
皮膚科に行って薬をつけると翌日はツルリンとなるけど、又悪くなり、そして繰り返し。
そしておととい、突然気づいた。
もしや、化粧水のせいか?? 考えてみると今使ってる通販のホワイトニングの化粧
水のアルコールの匂いがいつも気になっていた。こころなしか顔につけるとヒリヒリし
ていたし、よく見たらつけたあとに皮膚が赤くなっている、、、ひえーーー
ということで急遽新しい化粧水を購入・・・とほほ
もう何年も前から考えていたことは、日本でしか出来ないことは出来るだけしない
ようにするという事。 つまり・・・
高い化粧品・しかも国産はスペインで求められないから、無香料・無着色で自然のも
のでも耐えうる肌や髪・身体をつくる。(その割りに失敗してるけど)
髪の毛もいつの間にか染めなくなった、だって向こうで染めたり切ったりするのが怖
いから。。 そうやっていくとドンドン生活がスペイン仕様になっていくから怖い。
靴もヒールがありすぎるのは向こうでは履かないから買わない→服がどんどんカジ
ュアル化、カバンも手提げは買わない、ブランドも必要なし。
デジカメもミニなら折りたたみ傘も激ミニ、マルクは日本人はみんな超ミニの物しか
持たない人種なんだと信じ込んでる、はははー。
そうこうして今の私が出来上がってしまった、でも日本にいるとそのギャップに多少
ひるむこともある。 すりこみって言うのだろうか?
「あ、あの人の服装カワイイ」、なんて思って同じような服を見に行くとなんのことはな
く今年の流行で、たくさんの女の子が同じ格好をしていることに気づく。
ま、バルセロナでもそんな現象はあるけれど、それでもそのアイテムを使って自分な
りの着こなしをするから、そんなに同じようにはならない。
髪型も化粧法も服装も似たようなものを選ぶ安心感って、日本人独特なのだろうか。
だから、雑誌やTVの情報を見てあれがいいとか、これがいいのかって。
世間一般で良いと言われてるものが一番良いという情報。
それもいいのかもしれない、でも私は自分で見て知って感じたものを信じなければな
らない。そうしないと、日本よりも情報の持てないバルセロナで自分を見失ってしまう
だろうから。
まわりくどくなったけど、結局友達オススメのヘチマコロンを買った。
化粧水は質も大事だけど量も大事。 早く顔を洗ってバシャバシャとつけたい。
去年の今頃、友達と一緒にスペインとフランスの真ん中にある小さな国【アンドラ公
国】に旅行をした。公用語はカタラン語とフランス語、そしてもちろんスペイン語も通用
する。 アンドラは買い物天国と一昔前までは言われていた。
要するに税金がかからずとにかく物が安いということで、車で出かけトランク一杯に買
い物するのだという。その小さな国を目指し、友達とバスに乗り込んだ。
とにかく寒いだろうからと着込んで、EUの子達の「パスポートなんていらない」という
忠告を無視してパスポートを抱えて、グニグニ曲がる山道にノックダウンしながら着い
たアンドラは予想を超えて寒かった、そして小さかった。
安いお宿をインフォメーションでもらった紙で調べて歩くこと数分、どうやらこの季節は
そんなに観光客がいないようだった。
中心地を上下に歩いて半日で終わり、川も上下に沿って流れいかにも寒ざむしい。
さてどうしようがみんなの本音。
そしてこの買い物天国は偽りの天国だと悟る、いまや物価は上がり物によってはバル
セロナの方がはるかに安い。レストランだって観光客用だから安くない。
そして今にも雪がふりそうなくらい寒い・寒い。。。
ある靴屋で友達が靴を物色中に店員さんと話す。
日本から来たと答えると「日本にはまだ侍がいるの?」との質問。 うーーーん・・
もういないと答えると、彼は「今、僕のことを頭が悪いと思ったでしょう?」と少し笑った。
私、そんな顔をしたのだろうか。
とにかくアンドラは寒かった、今はウィンタースポーツをしに観光客が集まる国なのらし
い。元同居人のニョンヒも彼氏とその家族と毎年年越しスキーをアンドラで楽しんでい
ると聞いている。
計四枚しか写真を撮っていなかった、しかし旅は意外な事実を知る序章でもあった。
人生、いろいろってやつらしいが、他人の人生もいろいろかと知った一日。
by shirasu-siesta | 2006-11-26 00:49 | VIVA☆東京生活