台風とエプロン母さん 宮古島で子供に帰る
2005年 07月 26日
台風という事で、仕事もそこそこに帰宅したが意外と帰り道は静かだった。
千葉に上陸するとTVでは言っていたけど、外は普段よりも不気味なくらいの静けさ・・・・
それてしまったのだろうか。
台風、というと何故か宮古島を思い出す。
5年間の画材店でのお勤めを終了し、自由となった私の一番したかった事は「沖縄に住む」
ことだった。 だけど、ただ住むというのは、難しい。 何か目的がなくてはいけない。
そこで仕事中、自分を励ましながら一生懸命考えた事がコレ→車の免許を取る!!
五年間のお勤めの退職金は、この合宿免許で全て消えていった。
4月の沖縄はもう海開きが終わり、やせ我慢で充分海水浴が楽しめた。
春休みも終わり、本土では桜が咲き新しい一年が始まるこの時期に、遠く宮古島でわざわざ
車の免許を取るなんてそんな人、、、、私以外にもいたのだ。
東京・大阪・九州と女の子6人の同居生活は始まった。
昼間はそれぞれ実技に学科、空いてる時間は海に行ったり昼寝したり思い思いの時間を楽し
んだ。 そしてお腹が確実にグウグウ減ると、学校の提携先の食堂に足を運んでみんなでワ
イワイご飯を食べた。 おじさんとおばさんのご飯は本当に美味しく、特におじさんのこだわり
の朝のサイフォンコーヒーは一時、宮古にいるのを忘れる程だった。
お腹減ったねーー、今日はご飯なんだろう!なんて勉強帰りに話し、お金の心配も生活の心配もせず、まるで小学生や中学生に戻った様だった。
私を襲いかけた少し
クレージーなヤツ。
まだ、お元気ですか?
教習所にはもちろん地元の子達も通っている。 高校生が制服で通っていれば、隣でオジイ
が座っていて、先生に「この漢字は読めますか?」なんて聞かれてる。
島には電車も走っていなければ、もちろん高速もない。 市場の前を通る時はオバア達を引かないようずいぶん気を使ってしまった。 橋のかかった池間島まで先生達とドライブ(?)。
写真も撮ってもらい大サービスだ。
そして空き時間には、地元の高校生とオシャベリ。
沖縄と言えば台風の通り道どころか発祥地で、毎年ドカンドカンと台風がやってくる。
台風には台風の目というのがあるらしい。
目に入ると暴風雨の合間に一瞬、静かな時間がおとずれるのらしい。
そしてあちらこちらの家々から、エプロン母さん達が箒やちり取りなんかを持ちながら、ワラワ
ラと出てきてそそくさと家の周りを掃除して、又家の中に戻るのだそうだ。
私は未知の台風の目とエプロン母さん達を想像して、そして少し感動した。
そして台風が東京にやって来る度に、エプ母と宮古島の幸せな子供生活を思い出すのだ。
千葉に上陸するとTVでは言っていたけど、外は普段よりも不気味なくらいの静けさ・・・・
それてしまったのだろうか。
台風、というと何故か宮古島を思い出す。
5年間の画材店でのお勤めを終了し、自由となった私の一番したかった事は「沖縄に住む」
ことだった。 だけど、ただ住むというのは、難しい。 何か目的がなくてはいけない。
そこで仕事中、自分を励ましながら一生懸命考えた事がコレ→車の免許を取る!!
五年間のお勤めの退職金は、この合宿免許で全て消えていった。
4月の沖縄はもう海開きが終わり、やせ我慢で充分海水浴が楽しめた。
春休みも終わり、本土では桜が咲き新しい一年が始まるこの時期に、遠く宮古島でわざわざ
車の免許を取るなんてそんな人、、、、私以外にもいたのだ。
東京・大阪・九州と女の子6人の同居生活は始まった。
昼間はそれぞれ実技に学科、空いてる時間は海に行ったり昼寝したり思い思いの時間を楽し
んだ。 そしてお腹が確実にグウグウ減ると、学校の提携先の食堂に足を運んでみんなでワ
イワイご飯を食べた。 おじさんとおばさんのご飯は本当に美味しく、特におじさんのこだわり
の朝のサイフォンコーヒーは一時、宮古にいるのを忘れる程だった。
お腹減ったねーー、今日はご飯なんだろう!なんて勉強帰りに話し、お金の心配も生活の心配もせず、まるで小学生や中学生に戻った様だった。
私を襲いかけた少し
クレージーなヤツ。
まだ、お元気ですか?
教習所にはもちろん地元の子達も通っている。 高校生が制服で通っていれば、隣でオジイ
が座っていて、先生に「この漢字は読めますか?」なんて聞かれてる。
島には電車も走っていなければ、もちろん高速もない。 市場の前を通る時はオバア達を引かないようずいぶん気を使ってしまった。 橋のかかった池間島まで先生達とドライブ(?)。
写真も撮ってもらい大サービスだ。
そして空き時間には、地元の高校生とオシャベリ。
沖縄と言えば台風の通り道どころか発祥地で、毎年ドカンドカンと台風がやってくる。
台風には台風の目というのがあるらしい。
目に入ると暴風雨の合間に一瞬、静かな時間がおとずれるのらしい。
そしてあちらこちらの家々から、エプロン母さん達が箒やちり取りなんかを持ちながら、ワラワ
ラと出てきてそそくさと家の周りを掃除して、又家の中に戻るのだそうだ。
私は未知の台風の目とエプロン母さん達を想像して、そして少し感動した。
そして台風が東京にやって来る度に、エプ母と宮古島の幸せな子供生活を思い出すのだ。
by shirasu-siesta | 2005-07-26 22:05